冬の伝統行事である、小正月。

山形では、地域によってその工夫に違いがありますが、

米沢では、子供達がすくすく育つのを願い、団子の木をつくり、大広間に飾る風習があります。

その歴史は諸説ありますが、昔山里で大寒を迎える頃子供達が病気で亡くなるという年があったそうです。

今で言えば、インフルエンザなどの流行性の病気と思われがちですが、娯楽もなく冬の寒さが厳しく子供が

育ちにくい環境が、室内を飾ることで明るい雰囲気を作り出したのかもしれません。

その手法として、無病息災・家内安全・五穀豊穣を願い団子の木(ミズキ)に団子をさし飾りをつけます。

子供から大人まで親しまれ、人のあたたかさを感じられる米沢の小正月に是非お越し下さい。

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次回は、上杉雪灯篭まつりを紹介!!